塗膜補償オプション
- 施⼯した塗膜⾯の膨れや剥がれといった事象を補償する「塗膜補償」
外壁や屋根の再塗装をメインとするメンテナンス工事にマッチした補償オプションです。
メンテナンス工事で施工した塗膜⾯に浮きや膨れ、剥がれといった事象の発⽣した場合の損害を補償するもので、下地材の選択誤りや施⼯時の天候といった要因による塗膜事故の発⽣リスクに備えられます。
オプションを利⽤するための塗装⼯事の要件は次のとおりです。
使⽤する塗料 | 10 年以上の耐⽤年数が期待できる、ウレタン樹脂塗料やシリコン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、無機塗料等の塗料を使⽤すること 塗膜補償を継続する場合は、継続利用するコースの補償期間を含めた期間に応じた耐用年数が、期待できる塗料を使用する必要があります。 |
施⼯⽅法 | 外壁材や屋根材の材質やコンディションを踏まえて適切に下地処理を⾏い、使⽤する塗料は⽤途や外壁材等の性質を踏まえて、⽤途に合った相応しいものを使⽤すること |
塗膜補償オプションの特⻑
- ・外装工事で一般的に使用されている塗料を使用していただければよく、特別なグレードの塗料である必要はありません。
保険事故と具体的事象
保険事故 | 事故の具体的事象 |
---|---|
メンテナンス工事で施工した塗膜面に膨れや剥がれといった事象が⽣じた場合 |
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- ※経年により⽣じる⾊あせやチョーキングといった事象は補償対象には含みません。
- ※前契約となるメンテナンスコースの加入時に20年程度の耐用年数が期待できる塗料を施工している場合は、継続利用時に該当工事を省略したケースでも、前契約から補償を継続できます。
⽀払限度額
- 塗膜補償オプションの⽀払限度額
次の⾦額のうち、基本保険⾦額以下で住宅事業者が選択する⾦額となります。
延べ床面積 | 支払限度額 | 補足 |
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1,000 ㎡未満 | 500 万円 |
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1,000 ㎡以上 | 1,000 万円 |
タイル剥落補償オプション
- タイルの落下を補償する「タイル剥落補償」
タイル仕上げの共同住宅の修繕工事にマッチした補償オプションです。
修繕工事の対象となったタイルの落下を補償するもので、修繕工事で施工したタイルだけでなく、打診検査の対象となったタイルを含めて建物全体のタイルの落下リスクに備えられます。
オプションの対象となるタイル⼯事は次のとおりです。
タイル⼯事 | 張り付けるタイルや下地の材質等を踏まえて、剥落を防⽌するにあたり有効なものとして⼤規模修繕⼯事で⼀般的に認められている⼯法を採⽤して⾏った、浮きの補修、張替え、撤去を含むタイル補修⼯事 |
打診検査 | 打診棒やテストハンマーを使⽤して⾏う打診のほか、国交省の告⽰等で打診に代わる⽅法として認められている⾚外線カメラやドローンといったデジタル技術を活⽤した⽅法を含む調査(国交省の告⽰等で⼯法等に応じて打診とは異なる⽅法による調査が認められている場合は、その⽅法による調査を含む) |
タイル剥落補償オプションの特⻑
- ・施工の対象となったタイルだけでなく、建物全体のタイルの落下を補償します。
保険事故と具体的事象
保険事故 | 事故の具体的事象 |
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打診検査の対象部分を含めて建物のタイルが落下した場合 |
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- ※貼り付けを⾏ったタイルだけでなく、施⼯の対象にならなかったタイルも含めて建物全体のタイルの落下が補償の対象となります
- ※前契約となるメンテナンスコースの加入時に20年程度の耐用年数が期待できる塗料を施工している場合は、継続利用時に該当工事を省略したケースでも、前契約から補償を継続できます
⽀払限度額
- タイル剥落補償オプションの支払限度額
次の⾦額のうち、基本保険⾦額以下で住宅事業者が選択する⾦額となります。
支払限度額 | 補足 | ||
---|---|---|---|
500 万円 | 1,000 万円 | 2,000 万円 | 支払限度額は基本保険金額の内枠です |